親知らずの抜歯

親知らずとは、前から数えて8番目の歯です。第三大臼歯が正式な名称で、智歯(ちし)とも呼ばれています。
だいたい10代後半から20代前半に生え揃うことが多いですが、歯茎の中で横になって出てこない(水平埋伏歯)場合もあります。
親知らずは歯磨きがしづらいため不衛生になりやすく、歯肉の炎症を起こしやすい状態になります。これを智歯周囲炎と呼びます。この場合は、抗菌剤や消炎鎮痛剤を投与し炎症を鎮めて様子を見ることがあります。ですが、親知らずがまっすぐ生えていなかったり、上下で噛み合わせていなかったり、何度も炎症を繰り返している場合は抜歯をすることをおすすめしています。


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    抜歯の流れ

    【LP】流れ(画像あり)

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      抜歯の処置

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      はじめに、レントゲンを撮影し、親知らずの生え方や位置を確認します。問題がなければ抜歯の処置に入ります。


      まず、麻酔をします。麻酔が十分に効いたことを確認できたら歯茎を切開します。

      次に、専用の器具で親知らずの生えている骨と骨膜を剥離します。そのままだと抜けない場合があるので、お水を出して歯を分割し抜きやすいようにします。

      その後、親知らずを揺らして抜いていきます。


      抜いた後は、切開した歯茎を縫合します。その後、止血をして抜歯の処置は終わりになります。

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      抜歯後の注意事項

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      抜歯後は以下の点にご注意ください。



      ①強いうがいをしないでください。

      (血が固まって出来たかさぶたが剥がれ、出血につながります。)


      ②抜歯した穴などに食べ物が詰まっても傷口を触らないでください。


      ③抜歯した当日は代謝の上がる運動や長時間の入浴は避け、飲酒・喫煙もお控えください。


      ④出血が止まらない場合は、ガーゼ・ティッシュを丸めて傷口の部分を15分ほど噛ませてください。

      唾液と混ざると出血が多く感じることがありますが心配ありません。


      ⑤傷口部分に歯ブラシを当てないでください。


      何か心配なことがありましたら気軽にご連絡ください。